Elsinore Camp 2005

８．キャンプ最終日

最終日、この日は朝から晴れ。
トンネル練習もなく、思いっきりエアーを堪能する日、と決めていたわけだけど、雨の周期もうまい具合に避けてくれて、ジャンプ日和の一日となったのでした。朝、クリーパーエリアにいくとそこにはFastraxのウーマンズチームの面々が顔を揃えていた。そう、タミーもその一人。一見するとグラフににた風貌で、とても落ち着いた雰囲気をかもし出す彼女だが、酒が入るととんでもない変身の仕方をする、ある意味とっても「スカイダイバー」してる一人である。それから、初日にトンネルで一緒だったElsinoreGravityも今日は練習日のようだった。なにやらチームで賑やかになりそうな予感。
さらには、ワシントン州からきているElsinoreVengenceもこの週末練習に来ていた。彼らともこれで３年続けて会っていることになる。そんなわけで金曜日にもかかわらず８時には１ロード目がテイクオフし、さて、今日は二桁いくかな？とも思ったりした。

ところが、FasrtraxウーマンズとGravityはバックトゥバックであがっていたため、途中で後回しになったり、、また飛行機が一機計器の故障だとかで、いっとき１機でロードを廻していたためペースががくんとおちて、結局この日は９本のジャンプで締めくくったのでした。最後の１本はテンポよくランダム系のマニューバ-でまとめてM-J-F-9。いやはや、とても気持ちよく飛べましたね。１ページ目はややまごついたところがあったものの、２ページ目以降はJohnのすばやいキー（笑）もあって、テンポよくすすんで、インタイムで１６ポイントいくことが出来たのはちょっと驚き。また、インタイムは過ぎていたけれど、ランダム３つが続けて所要時間１秒台を記録するというおまけまでついた。それでもまだ前半きちんとこなしていればもう１or２ポイントアップできそうだね、と話していたくらいだったのである。SmallMoveとStopをきちんと実践できれば、これくらいは難しくないんだよなぁ、と改めて実感したものでした。

最後のジャンプのディブリーフも終って、恒例の「キャンプを終えて、さて、どうだった？」。なかなか思いをうまく伝えることが出来ないもどかしさがあって、つい通訳をお願いしたりしてしまうのだが（苦笑）、基本に立ち返ってその重要性と効果を強く意識することが出来たのがなによりの収穫だったと思う。その点で飛んだ回数以上のものをつかめたような気がする。他のメンバーもそれぞれ思いはあるだろうが、共通しているのは「やっぱりまた来年も来たい」ってことかな？

さて、最後の〆、Johnにとっては奥さんにもっとも知られたくないであろう、必要経費の精算。ま、ぶっちゃけていえば、「はい、コーチ代」。例年どおり立派な祝儀袋にいれて渡すと、見たこともない笑顔をしてくれるあたり、なかなか役者かもしれない、いや、結構本音かもな（笑）。

その夜は、毎年恒例のすし屋「Kokoro」からテイクアウトした寿司でパーティだぁ、の予定だったが、John家に誘われてチームVengenceの面々とJohn家でのパーティとなった。もちろん寿司持参で。こんなことならもっとオーダーしておけばよかったなぁ、とちょっと後悔することしきり・・・。最後はおきまりの記念撮影で幕を閉じたのでした。
（早々と眠りにはいってしまったVengenceのメンバーが２名欠けていますが。）