2004 in USA

YOSEMITE National Park - その3 (10/16-その1)

またかよ！

って言われそうですが、はい、また行ってきました。今回は同僚と、いまこちらで仕事をしている会社に勤めている、日ごろお世話になっている方とそのお父さんを連れて、いわばツアコンみたいな感じで行ってきました。過去二回は行くことができなかったTiogaロード方面へも足を延ばして見る事にしてみました。

いつものように１２０号を使って、BigoakFlatエントランスからバレー内に入り、そろそろ遠くにバレーが見えてくる頃だな、と思ったものの、どうもあたりがガスっています。今日は天候がよくないなぁ、程度にしか考えていなかったんですが、その「かすみ具合」がハンパじゃないうえに、どうも雰囲気が「ガス」とは違うんです。

うっすらと写っている先にあるのは、すっかり水の枯れたヨセミテフォールズなんです。決してデジカメの露出を間違えたわけでもありません。見た目ほんとうにこんな感じなんです。で、こいつの正体、「山火事の煙」だった、ってことがあとになって判明しました。おいおい、ほんとかよー．．．．自然の山火事なのか、人為的なものなのか、はわかりませんが（注：Wonana方面のマリポサグローブでは、セコイアの生育を保つために、人為的に下草を焼き払うべく『山火事』を起していることもある）。過去二回は「これでもか！」というくらい、澄み切った空気に恵まれましたが、こんな日もあるんだなぁ、と納得させるしかありませんでした（AM10:20）。

今回の旅のパートナーはコレ。FordのFocusというインタミディエイトクラスの車でした。じつはまたコンパクトカーからのフリーアップグレードという幸運に恵まれました。みためはコンパクトカー並ですが、男４人が乗車しても、バレー内のワインディングロードでもDレンジのまま走行可能、という、かなり優秀なエンジンを持ってました。

さて、前半のハイライト、「水の枯れたLowerヨセミテ滝」。
ここまでは駐車場から歩いて１０分ほどで到着できます。水量の豊富な季節には、ここに行くまでのトレイルは物凄い混雑振りだとか。この時期見てのとおりの風景ですが、それでもかなりたくさんの人が訪れていましたね。
このLower滝とUpper滝をあわせると７００ｍ以上になるとか。Lower滝だけだとおそらく150mくらいでしょうか。あとで知ったのですが、この写真を撮ったポイントは、雪解け水の豊富な６月頃には、かなりのミスト（霧）というか、滝のしぶきが飛んでくるそうです（AM11:30）。上の方はまだたっぷりと霞んでます。　つづく。