2004 in USA

YOSEMITE National Park(7/4)

観光に行ってきました。あのヨセミテです。
エル・キャピタンといえばジャンパーの間ではあまりに有名。高さ1095を誇る世界最大の花崗岩の一枚岩。下から見上げると、その威容にはただ敬服するばかりです。

これまでハナシにはあがっていたヨセミテですが、滞在場所からくるまで約三時間半～４時間程度、と聞いていて、なかなか足が向かなかったのですが、DZに通う週末と同じく朝５時半出発で行ってきました。出来るならば２泊くらいしてゆっくりとキャンプでもしながら園内を散策できたらいいなぁ、と思っていましたが、なかなかそれもままならず、今回は日帰りでポイントを絞って行ってきました。

で、下の写真がエルキャピタン。これ撮るのにほとんど地面に寝そべるような格好をしないと撮れない、それくらい実際には高くそびえていました。

次にむかったのがハーフドーム。これをみるのに絶好のポイントであるグレーシャーポイントへ行くには、園内を通っている道路の分岐から１６マイルほど山道を走らないといけません。

ドームを真っ二つに割ったようなその特徴的な形から、ヨセミテのシンボルとも言われています。左側は７万年前～２万年前にかけての氷河によって削られたあと、だそうです。

次にむかったのが、セコイアの森（マリポサグローブ）。森の王者と呼ばれるジャイアントセコイア（松の一種らしい）の生息している地域です。その昔、木に穴をあけてそこを車が通っている映像をTVで見たことある方、私と同年代です（笑）。それほど太く高くまで成長する、とにかくデカイ木です（もっと多くのジャイアントセコイアが生息しているのが、南にあるセコイア国立公園だそうです）。

下のほうに人が写っていますが、これと比較してもその巨大さがわかると思います。これだけ巨大だとまつぼっくりもさぞかし大きいだろうな、と想像すると思います。はい、でかいです。ようやくみつけた一個のまつぼっくり、ショートホープの箱と比べてみてください。

普通のまつぼっくりはほぼ楕円形ですが、ジャイアントセコイアのまつぼっくりはとても縦長でした。まつぼっくりの落ちる時期がいつ頃かはわかりませんが、この時期になると「頭上に注意」とガイドさんが呼びかけているとかいないとか．．．．．。

このセコイアの森の一番奥に、トンネルをあけた木（ワウォナのトンネルツリー）があるそうですが、今回はそこまではいきませんでした。なんでも穴をあけたために急激に弱まってしまい、そこに二度の落雷と大雪の重みでついに倒れてしまったのだそうです。

ヨセミテにはいくつもの伝説があるそうです。伝説をいくつも生むほどの神秘的な美しさにあふれている、ということなんでしょう。