2004 in USA

PokerRun Event(Elsinore)-2

-初体験のハナシ

なにが初体験って？？？？
まぁ焦らずに。アメリカで初めて警官に免許証を見せる事態に遭遇しました．．．。（免許とってしばらくの頃、何気に自慢話しませんでした？「おれ、まだ免許証見せたこと無いぜー」って）。

　夜も更けた１１時頃、Albartsonに立ち寄ろうと、スーパー前の信号を右折しようとしたところ、交差点には大きな投光機と幾人もの人影があったのです。「ん？夜間工事かいな？」と思いつつ速度を緩めると、なんとそこには腰にホンモノの拳銃をさしたおまわりさんがいっぱい、でした。とりあえず国際免許証をみせると、「あっちの駐車場にいって指示に従え」とえらい命令口調でした。しぶしぶそちらに向かうと、そこには交差点の倍以上の警官と、自分のように止められた車と人が大勢いたのです。

　ここで改めて免許証を差し出すと、それを持ってあっちの方向へいってしまいました。仕方なく待っている時に隣で止められているにーさん方、なんと車から降ろされて身体検査を受けているじゃありませんか！そう、よく映画で見るような、両手を車の屋根あたりにのせて、警官に背をむけた、あの格好です。いやいや、さすがにちょっとビビってきちゃいました。おいらの免許証もった警官はどこいったのかな？と周りを見渡すと、どうやら３，４人で囲んで免許証をみているようです。　裏を見たり、あちこちのページをみたり（そんなに沢山ページはないんですけど）と、まるで「これ、なんだ？おまえ、見たことあるか？　いや、おれ知らん．．」といった会話が聞こえてくるような雰囲気。一気に緊張感が緩んできたのを自覚（ホっ）。

　ようやく一人の警官がやってきました。そこで、簡単にどこへ行くのか、とか、どこから来たのか？など２，３の質問をされただけで、「行ってヨシ」。ホッとしました、ほんとこれで済んでよかったです。時刻は１１：３５。よかった、まだAlbertsonが開いている時間で．．．。

　翌日、この話をJohnや他の人に聞いてみましたが、誰一人そんな検問が行われていたことは知りませんでした。うーん、いったい何があったんでしょうね。おまわりさんに聞いてみたかったんですよ、「何があったんですか？」って。ですが、自衛本能が「余計なことは聞くな。無関係なただのビジタージャンパーのままでいろ」とささやいていた為に聞けませんでした、ハイ。