|
LogBook
|
|
日本選手権２００４
天候の関係で４Ｒで終了した０４年選手権。さて、どんなジャンプだったか、振り返ってみましょう。
R1：11-20-H ・・8pt
いきなり出ました、１１と２０。嬉しい誤算でした。何故かと言うと新チームになっての今後を
占うようなマニューバ-だと考えていた二つだったから。特に２０番はセンターピースと両フレーカー
の正確な動きがブロックの時間を左右する大きなファクターですから。これをきちんとまとめること
が出来れば、今後の自信につながっていくのではないかな、と。
予想通り、両フレーカーはいい動きをしてくれました。ポイントのターンの方向は、左右どちらも
ありえるのですが、クリーパーのみで練習した右回りでいったらドンぴしゃり、でした。２０番は
一回目が4.93秒、二回目が4.86秒、とどちらも安定してできていました。
また、EXITのヘッドロックでの変な癖も直すことができて一安心。これまで蹴りすぎていたため、
あおりをもらっていたことが多かったんですね。これまで以上に面を意識して、アウトに出るように
してみたら、かなりうまくいきました。
ランダムがもう少し丁寧にできたら９ptも可能だったな、と欲張ってしまいそうなくらい、
まずまずの出来でした。
R2：K-1-17
いやはや、「４way飛ぶの何回目？」と言われてしまいそうな、そんな初歩的なミスを外センターが
してしまったこのラウンドでした。１７のランダムのつくりがボロボロ。。。。これで崩れてしまい
ましたが、17のブロック自体はとてもよい出来。テールのアネゴも会心のとびが出来たよう
でした。その後のKのランダムも、ちょっとニガテだったシングルセンターへの動きでしたが、
これもピタッと決まりました。良かったのはそこだけ．．．．反省点一杯のラウンドでした。
それにしても、バーストも何もナシで６ptなんて何年ぶりだろ？？？
それにしてもランダムの出来が悪かったこのラウンド。２ポイント目の１のランダムが出来る
までがなんと6.9秒！、そして４ポイント目の１７番のセットアップまでが8.1秒！！！！！
もうあきれちゃいます．．．．
R3：5-B-13 ・・ 9pt
exitは昨年失敗したDで。今回はクライムアウトでの立つ位置もよく、またR1で11のEXITが
スムーズに出来たこともあって、崩れる心配は全くありませんでした。ヒルでのブロックで
フロントピースがやや滑ってしまった感はあったものの、無難にまとめることが出来ました。
Bへのランダムの移行もスムーズでしたね。そして１３番、セットアップ命のこのブロック、
いい感じで二回とも出来ていました。ブレイクしたときに、もしかしたら二周目の13もインタイム
にはいったかな？と思いましたが、残念ながら35.18秒！、いやぁ、渋姉の悔しがること
悔しがること！ でも、それもコンペですね。
このラウンドの良かったところは、１ページ目も２ページ目も、どちらも同じようなペースで
スムーズにこなせたことです。出来るだけ無駄のない、Stopをしっかりとする、というブロックの
基本を重視した動きが出来たのではないかな、と思います。R1とは違った意味で、今後に
自信を持たせてくれたジャンプでした。
R2：E-G-P-L-O ・・ 11pt
オールランダムなんですが、微妙に時間差の発生する、ちょっとテンポのとりにくい組み合わせ
のこのラウンド、ポイント重視よりも、とにかく丁寧に作っていこう、と皆で言い合わせて
いました。が、逆にそれがアダになったのかもしれません。１ページ目は丁寧に行き過ぎ
ちゃいました。時間をはかってみたら、１ページ目が２０秒、２ページは１３秒．．．．
EXITでのヒルの動きがあったとはいえ、これはちょっと消極的すぎたかもしれません。
それでも２ページ目は意識して少し”飛ばし”ましたが、その意識が４人共共通して
持っていたことが何よりも嬉しかったです。飛んでいる最中にもだんだん笑顔が出てきま
したし、飛び終わった後、とっても面白かったなぁ、と思えるジャンプでした。
ただひとつ．．．PからLへの動きがほんとイケてない．．．外センターが体半分落ちちゃった
んです。「れば・たら」はナシなのは分かってはいますけど、それでも言わずにはおれない、
あー、悔しいラウンドでした。
今回の４つのラウンド、予想通りうまく出来たところ/うまく出来なかったところ、については
概ね満足しています。でも、予想外に失敗してしまったところ（外センターのお前だ！）は
ちょっとショックでしたね．．．．．．ポイントとしてはアベ8.5と下がっていますが、これは
そんなに悲観していません。むしろ上出来だったのではないかな、と思います。今回の
大会は、ポイントと言う難しい場所を新メンバーである渋姉が勤めていることもあって、
まずは、チームとしてどのくらいできるかなぁ、という模様眺めの大会でした。その中で、
僕らが目指している「無駄のないジャンプ」がどこまで出来るか、を追っていた大会でも
ありました。その意味ではとても収穫の多い、そして今後がとても楽しみな結果が出せた、
といってよいでしょう。ちょっと嬉しかったのが、他チームのメンバーから「Shootingって、
少し変わったね」と言ってもらえたことです。そりゃぁね、同じ事ばかりやっていたら進歩も
ないでしょうし（苦笑）。短期間ではあったけれど、目指しているところが成果として出て
くれたことには、とても嬉しかったです。さて、大会まで一年を切りました（笑）。
来年が益々楽しみです。 |
|
|
|
