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2003年11月17日
ここのところ天気にもそっぽを向かれていた我がチーム。ようやく好天にめぐり合うことができました。
それが11/16(日)。機体はドーファンなのですが、EXITでの不利もなんのその、しっかりJSLに
エントリーしました。というか、集まれる日が限られちゃうんでね。

幸いなことに、わがチームメンバーは、このドーファンでのEXITをまるで苦にしない。他のチームが
軒並み悩んでいる中、「おっし、うちらばっちり成功させて皆を羨ましがらせてやろうぜ」などと、ちょいと
違うところに闘志を燃やしていたりする。

で、熟成を重ねたR3のEXITはブロック2番。当日の朝になってshoが必殺技を思いつき、それを聞い
メンバーは「よし、これならいける」と確信を持ったくらい。下の写真がそのクライムアウトの様子です。
 
決まれば2番はダイレクトで出来るはずでしたが、右の写真で出口にSTのような格好で立っている
人のコンテナに注目。出口後方にぶちあたって下さい、といわんばかりの位置にあったんです。
これはインサイドの金ちゃんを頭を僕の懐に入れたために起きてしまったようです。こんな位置に
コンテナがいっていたとは気がついてない自分、コールをかけて飛び出したらアレ??
自分でコールしているのに出るのが遅れた感じがしました。もちろんそれでテールピースとは
ぶちきれてしまいました。これで1stポイントの出来上がりが13.5秒....R1に続いてインタイム
25秒かよ....まぁ、それ以降の3ブロック(2−16−8)の出来そのものは決して悪くは
ありませんでした。1stポイント完成からの35秒間では10ポイントこなしていました。
スコア上のポイントについてはあまり気にしませんが、ブロックの小さなミスによるタイムロスに
ついては向上の余地がまだまだ沢山ありました。そのミスも過去に既にやってしまったことが
あるミスでしたから。そのあたりのツメの甘さをダートでいかになくしていくか、が課題です。

まぁ、このラウンドに関しては、EXITに対する執着心だけでこなしたようなもんですね(苦笑)。

続いてR4もなんとか滑り込みで出来ました。
今度はEのEXITからJへのスイッチです。マニューバ−は、J-N-M-E-D。
今回は僕がアウトに出てのトライです。クライムアウトしている時は、こんなんでホントにいける
のかな?と思うくらい、外に膨らんでいました。外に構えている僕のヘルメットが右端に見えます。
中央に見えているヘルメットがインサイドのShoのものです。

で、これがうまくいったんですよ。

皆が羨ましがる光景が浮かんでくるくらい、の出来でした....と思ってました。
ただ、あとで映像でみると、やはり4人のバランスが微妙にずれていてあおりをくらってました。
コケてはいないけど、でももっとうまくできるよな、との思いを寄り一層強くした一本でした。
スイッチしているとはいえ、1stポイントのJが出来たのが7秒くらいですから、タイム的には
ちっとも早くないんですけどね。それでも、崩れずに、割とスムーズに出来たことが収穫でした。
このR4のスコアは11ポイント、マニューバ−としてはオールランダムですが、ちょいと動きが
いやらしい組み合わせです。うごきが少ないトランジションも多いため、かえってやりにくさを
感じます。こういったランダム系の組み合わせのジャンプだと、練習不足を露呈してしまいますね。


ドーファンでのEXITでは、いろいろと想像してみて、工夫して、意見を出し合って、と今までに
なく自分達で考える機会が多かったですね。決まりきったキャラバンでのEXITだと、つい惰性に
なりがちですが、たまに航空機を変えてみるのもいい刺激になったと思っています。

もうひとつ大事なディブリーフ....
金ちゃん、あと一歩です、頑張ろうな。
けーしもお揃いのキャノピーになりました。来年の選手権には、もう少し近づいた5つの
キャノピーを披露出来れば.....

(映像:wakazo)


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