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2004 in USA
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コンペの巻：いきなり！？
5/18に再びPleasantonの地に。
今回は渡米時既に月末のメモリアルデーの三連休を利用して、エルシノアに行くことを決めていました。また、ぺリスでは日本選手権に招待したSynchronicityの面々がトレーニングをしているので、彼女達との再会もまた大きな楽しみの一つでした。
5/29（土）、オークランド空港からサウスウエスト航空に揺られること小一時間、定刻の10:15にLAXに到着です。レンタカーを借りて空港を出たのが11:00、ここまでは予定通りでした。が．．．．．やられました、魔の91号線。こちらのジャンパーに言わせると「あのクソったれ９１号」とかいったののしり言葉がたくさんでてくる９１号。空いてれば快適なんですがね．．．．。山道にはいってから、故障車、さらには山火事のせいで、１５号線にはいった時には既に12時半を廻ってました。さらに１５号に入ってからもしばらくはノロノロ。やっと制限速度で走ることが出来たのは、エルシノアの手前１０マイルくらいのところでした。
「１２時過ぎには着くよ」と伝えていたので、インターを降りてからちょっと迷った（？）んですが、やはり空腹には勝てず、ビッグマックを買ってDZに向かいました。そして到着したのが１３：３０でした（ふぅ、二時間半かよ．．．」。土曜日のせいもあって、DZはたくさんの人で賑わっていました。なんとか駐車場に車をとめて、ビッグマックをほおばりながら、中庭の方にあるいていくと、懐かしい顔ぶれがたくさん目につきました。なんだかもうココは、「Visit」ではなく、「Back」という感じのDZです。どこかの4wayチームもダートに励んでます。そんな様子を見ながら椅子に腰掛けて、のんびりとビッグマック（やたら登場してすいません．．．）を食べていたら、ふと柱の向こう側からJohnが歩いてきます。
「Hi,John, I'm sorry for being late, ...」と最後まで言わないうちにいきなり、
「Kei！ 20 minutes !! Where is your rig&jum suits??!!」
最初からかわれていると思いました。だって、来るなり「早く！もう２０分前だよ！」って言われたら、だれだって
「ははは、またウソ言ってぇ...」って思いますよね。
でも、違ったんです。まだポカーンとしていると、Johnが先ほどダートをしていたメンバーや他数名のジャンパーを集めて、自分を紹介し始めました。どうやら、そのダートをしていた彼らはイギリスから練習に来ていたチームだと。で、今日が最終日なので、ミニコンペをやることになったと。で、kei、おまえの到着をまっていたんだ、だとさ．．．．。ここまで言われたら信じないわけにはいきませんや。慌てて食べかけのビックマックを置いて、リグをとりに車に走っていったんです。
「でもなぁ、まだ受付もなんにもしてねーぞ。」さすがに気になってJohnに尋ねたけど、返って来た応えは「んー、そんなのあとでいい、１５分前だ！ Q-8-K-7、OK?」でっせ．．．．。ま、オーナーがいい、っていうんだからこれ以上の保証は不要ってもんです、ハイ。
そのミニコンペ、相手方はイギリスのチームだってことだけでとりあえず名前の紹介だけさっとすましただけ。女性一人男性３人のチームだ。一方我がチームは、Johnハミ、事務方のお偉いさんでサウスアフリカ出身のLob、もうひとりのJohn（Craig）という豪華メンバー。Lobとは初めてチームを組むんだ、とJohnは言ってたけど、ダートの最中にも、時々ブロックのテクニックを質問したりしていたから、そんなにフォーメーションはしたことないのかな、と思っていました。ところが！あとで知ったんですが、彼、１９９０年前後のサウスアフリカの選手権で4wayでゴールドメダル取っているんですね、あちゃー．．．．どおりで動きが確実なわけだ．．．．思わず心の中で「失礼しましたぁ．．．」ってつぶやいてました。さて、もう一人のジョン（Craig）、SynchronicityのJaqiの旦那さん．．．．ハハハ、紹介されたとき、思わず目がテンになりました。そう、Gapで顔みているんですね。たしかGapで晩飯の列に並んでいたときに、すぐ傍にいたんで、もしかしたら挨拶してたかもしれない。Gapで会った時は普通の格好をしていたので、随分とXXXXXな感じだったので、全然覚えてなかったんです。「Gapできっと会ってるね」とお互いニガ笑いしてました。彼はもうGTで３年以上ポイントを勤めていて、実力は折り紙つき。はっきりいって、この中に放り込まれた自分は赤子のようなもんです。でも心の中では「どひゃー、なんてオイシイ4wayなんだ」とニヤついているもう一人の自分を押さえるのに必死でした。コンペって何ラウンドやるのかな、この時間だから３Rかな，４Ｒかな．．．．？ その後に起こる実にハードな、汗だくの「コンペ」なんて想像するべくもなく、ただウキウキしている自分がそこにいたのです。
-続く |
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