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2004 in USA
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ひょんなことから、メジャーリーグのサンフランシスコジャイアンツVSコロラドロッキーズの試合を観戦する機会に恵まれた。まったくの偶然というか幸運と言うか、たまたま金曜日の午後に、こちらで仕事している会社の同僚が「チケットあるから見に行かないか？」と誘ってくれたのである。ははぁーん、いきなり言い出してもなかなかOKをしてくれる人がいなかったんだな、なんて不純なことはおくびにも出さずに「OK！」と即答している自分がそこにいたのです（笑）。
日本でもTVで見たことはある人は多いでしょう。ほら、バリーボンズのホームランを、海に浮かべたカヌーで取りに行っている映像を。あの球場です。
駐車場からみるとこんな感じで、外野席は少ないんです。丁度右にスコアボードとライトの鉄塔が見えると思いますが、日本だと「ライト上段に飛び込む大ホームラン」だと、ここでは場外ホームランになる、ってわけです。外野席が少ない分、収容人員はちょっと少なめで４万人位だそうです。
ちょっと影になってわかりづらいかもしれませんが、ほら。
ライト側は巨大なフェンスになっていて、観客席は数列しかありません。その後ろが自由に歩ける通路になっていて、球場全体をぐるっと一回りすることができるようになっています。
僕らが陣取った席はほぼネット裏の２６列目！打席に入る選手達の表情までも良く見える、とてもいい場所でした。それと、この球場はサンフランシスコジャイアンツの本拠地なんですが、彼らのベンチは三塁側でした。「メジャーリーグではそういうものなの？」と一緒にいった同僚に聞いてみたんですが、彼もよく知らないみたいです。おそらく、写真みて分かる通り、ライト側の外野席はほとんどありません。反対にレフト側の外野席はたっぷりとあります。そんなことも関係しているのかもしれません。
さて、試合ですが、これがまた絵に書いたような試合展開だったのです。９回裏２点リードされて、SFGの最後の攻撃、２アウトランナー２，３塁でバッターは三番の誰か（ごめん、忘れました）。彼がヒットを打ってついに同点、そしてランナー一塁で向かえるはバリーボンズ。こうなったらもうサヨナラホームランしかありませんよね。
そう、そのとおりになったのです。左中間にフラフラとあがったフライが、風にも乗ってスタンド最前列に飛び込んでいったのです。もう、球場全体がものすごい大歓声に包まれていました。通算６７１号のホームランでした。
ところでこの日、球場にはいるゲートで、入場者一人ずつにSFGの帽子が配られていました。「メジャーリーグではこれが普通なの？」と、聞いてみたら「いや、俺も何度か観戦に来たことあるけど、帽子もらったのは初めてだ。Kはほんとラッキーだ」なんて言われました。この帽子、グッズショップでは＄２５で売られているものと全く同じです。今日はなにかの記念日だったんでしょうか？？
野球観戦は、うーん、10年ぶりくらいかもしれません。確か神宮の巨人-ヤクルトを見にいったのが最後。久しぶりの観戦が、スター選手のサヨナラホームランなんて、なにかツキを使い果たしていなけりゃいいんですけど（笑）。 |
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