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日本選手権２００３
獲得ポイント５６、アベ9.33と去年と全く同じ成績に終わった０３年選手権。
一気に６ラウンド分を振り返ってみようと思う。
R1：C-12-1
exitのC（マーフィーフレーク）、良くなかったです。キーが出てリリース後みんなはじけちゃい
ましたから．．．１２（ZIpper-star）は、名づけて「半ver」もともと２Dでこなしていたんですが、
なぜか半分だけverticalになってしまったという珍技。でも、エルシノアできっちりとコツを
つかんだせいか、フィニッシュもほとんど乱れることなく出来ました。このマニューバ-で9ptは
まぁスタートとしては上出来でした。
R2：18-F-4
１８（Zircon)は歯車回しの、これもエルシノア仕込みの技。フロントとテールピースのタイミング
がちょっとずれてしまったため、フィニッシュでもたついてしまい、これが大きなロスになって
しまいました。４（monopod）は割と得意なブロックだったので、１１ptはとっておきたかった
ラウンドでしたね。
R3：9-B-A-M
運命を分けたこのラウンド３．ファーストマニューバーが９なので、YuanでEXIT。しかしこれで
オオゴケ。。。。まさかこんなのでずっこけるとは思ってもみなかった。でも、クライムアウトの時
に外センターである自分の構える位置が後ろにずれてしまい、テールピースには窮屈な思いを
させてしまったのが原因のようだった。exit後に皆が集合した、と思ったら、テールのあねごが
Yuanと勘違いしてグリップしてまたまたロス。そんなこんなでファーストポイントが完成したのが
exit後１０秒位たってから、でした。そこからはもう飛ばす飛ばす．．．．．あれくらいアグレッシブ
に全ラウンドやってもいいんじゃないの？という位、怖いものナシで飛ばしまくりました。
スコアが１１と記された時にはホッとしたもんです。でも、このラウンド、ほとんどランダムと
いっていい位のマニューバ-でしたから、やはり１５はとりたかったです。このラウンドでWISHが
１５を取って、R1,R2でのリードをすっかり使い果たして借金まで背負ってしまいました。
R4：G-L-10-16
エルシノアの頃から懸案だった長モノEXIT。こいつも外センター（オレじゃ）のクライムアウトの
位置が悪かったみたいです。１０，１６番ともに無難にはこなしたものの、ぶなんにこなすだけ
では９ptが関の山、なんですねぇ．．．．。それにしても１６番、みんな上手、です、ほんと。
R5：19-20-7
念願の１９番（Rits-Icepick）！！！ テールのあねごが一番びびっていた１９番、エルシノア
特訓の成果はいかに！！てな感じで気負っていたわけでもないんでしょうが、exit後のHillで
のスタート直後、なんとフロントピースが中折れ．．．．。ポイントの青柳さんのGoに対して、
自分がうまくアシスト出来なくて、あやうくまっさかさまにひっくり返るところでした。お互いの
ピースが遥かかなたに．．．けーし、迷惑かけました（苦笑）。そんな具合でとても大きなロス。
２０番もセンターピースが少し廻りすぎたのと、テールの３６０ターンが少しずれたことが要因で
フィニッシュをロス、まぁよく８ｐｔ取れたな、と思うラウンドでした。
R6：3-K-11
絶対に１１ｐｔ取る！と息巻いて臨んだR6。EXIT直後に５４０ターンするのは外センターのオレ。
この３のexit、今大会でこんなにexitが綺麗に決まったのはこれが初めて、というくらい、
見事なexit。だがそのあとの５４０度ターンがHillそのもの、少しビローして３秒はロスしたかな。
１１のPhotonもフロント／テール両ピースのタイミングが微妙にずれて、お世辞にもGoodとは
いえない出来。２page目の３のランダムもばらけてしまうし、まぁ最悪の出来でした。4500ft
セットのProDytterが鳴ったのが３page目のブロック３のターンを開始した直後、うぅ、これじゃ
10ptなんて全然届かなかったじゃん、９ptだってヤバイ．．．．．．。
結局このラウンドは９ptでしたが、その9pt目がなんと35.00秒だったらしい。
振り返ってみると、やっぱりそれなりの結果に終わったなぁ、というのが正直なところでした。
もし仮に、通常の練習ジャンプの一環として今大会のラウンドと同じマニューバをやってみて、
大会時よりも確実にいいポイントが出せるだろうな、と思えるのがR1以外全部、かな。
それくらい、大会中の出来は良くなかった、という印象が強いですね。もっとも、普段ほとんど
やりそうもないミス、EXITでオオゴケするとか、ブロックの途中でひっくり返りそうになる、とか
そんなことをした印象がより強いせいかもしれません。
やっぱり年間でチームジャンプ６０回位はこなしていきたいなぁ．．．との思いを強くした
大会でもありました。 |
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