AFFCC

8−8.実技:パラシュートオープン後
まずは2000ftよりも高い位置で開いていることを確認して一安心。それからエバリエータのキャノピーを素早くみつけておきましょう。エバリエータによって違いますが、とっとと先に降りて何食わぬ顔で受講者が近くに降りてきてくれるのを待つときもあれば、のーんびり降りてきて、先に降りた受講者が自分の近くによってきてくれることを期待することもあります。
いずれにしろ、出来るだけ早くエバリエータのところに駆け寄って、一声掛けてあげることです。そう、あたかも無事降り立ったSTに声を掛けるように。

歩いてパックエリアに戻るときにも、適当な会話を心がけて下さい。自分のフライングが採点されているんだ、と思うと気が気ではありませんけど、たとえ大失敗したジャンプであっても、そんなことはおくびにも出さずに会話して下さい。

パックエリアに戻ってパラシュートをおいて、「じゃ、20分後にディブリーフね」と声を掛けたら、だいたいそこでタイムアウトがかかります。この瞬間、受講者も思わず「ふぅ...」とタメ息たっぷりでることもしばしば。そんな受講生を見てエバリエータもニガ笑いしたりします。

イントラ役と生徒役、きつねとたぬきのばかし合いの第一ラウンド終了です。


トップへ
戻る
前へ
次へ