秋田WGだよ

11.来場者数最多を誇る

 このパラシューティング競技、会場が屋外であったこと、開会式でのデモジャンプの効果絶大で、いっちょおいらも見てみよか」てな具合で、予想より多くの人が会場に足を運んでくれたようである。その数三日間合計で二万一千人! 実は観客動員第一位の競技であったのだ。ちなみに第二位の水上スキーが同じ三日間で約六千人だったという。実際どんな数え方をしたのか、はよくわからないのだ。入場者としてチケットを買って会場内に入った人、チケットを買わないで場外で見物していた人も相当数いる、ということである。よく、初詣の○×神社が300百万人、などと数字がでるが、さて、どんな方法だったのだろうか.....。
まぁ、屋内競技のように収容人員が限られているわけではないので、その点では有利な競技種目だったようだ。だが、同じ場所で行われた第二位の水上スキーからして一万人に達していなかったのであるか、IPCの面々たるや鼻高々、である。

 来場者数では他の競技をグンと引き離しての、ダントツの一番であったが、逆にかかったお金も一番だったんじゃないかな...なにせあの双発ヘリのチヌークを使ったのである。もっとも、チヌークを飛ばすにあたってかかった費用は、どこが負担したのか、までは知らないけど。

 パラシューティング競技の人気が高かったことを示すエピソードをもう一つ。大会終了後に秋田市内に観光にでかけたのだが、訪れたワールドゲームプラザ内のお土産屋さんでは、パラシューティング競技のピンバッジだけが売り切れていたのだ。他の競技のものは全て何十個と箱に詰まって残っていたのに。どうしてもお土産に欲しくて数件廻ったが、なかなか見つからないのだ。ようやく駅前の出店でやっと二個だけ手に入れることが出来た。

さて、人気が高くて売り切れていたのか、もともとそんなに数多く作っていなかったのか、どっちなんだろう?





トップへ
戻る
前へ
次へ