Vernal滝上からNevada滝まで、ミストトレイルの様子を写真でどうぞ。

バーナル滝直上に出ると、滝に向かって斜面がありますが、滝を前方に見て右斜め前方にミストトレイルが続いてい
ます。ちょっと分かりにくいのですが、なんとなく道が続いている様子が窺い知れます。ドーム登頂の際に日の出前
の暗いときにここを通過するときだけがちょっとわかりにくいかも。

上写真の林の中を進んでいくと、トレイルの指標があります。そこを過ぎていくと、下の写真のような開けた斜面にで
ます。本来のトレイルは右側につけられているようですが、バーナル滝方面からくるとちょっと分かりづらい。この斜面
を登りきると、はっきりとしたトレイルがあるのがわかります。右方面がバーナル滝が良く見えるポイントを経由してク
ラークポイントへ、左方面がミストトレイルです。

左がクラークポイント方面へ続いている道、右がミストトレイル方向です。

　

ほどなく、橋が見えてきます。ここまでが第一セクション（迷う可能性が高いので気をつけて下さいね）。

ここを渡るとしばらく樹林帯の中を進む道になります。平坦でとっても歩きやすい。

このあたりは迷うこともないでしょう。遠くにマーセド川の水の流れる轟音がかすかに聞こえます。

　　

やや開けた樹林帯を抜けると急に水の流れる音が・・・この時期（６月下旬）は、このあたりでも飛沫が飛んできてお
り、ちょっと涼しい気分に。このあと、いったん川からは少し離れたところにトレイルが続きます。

（なんでも、ショートカットできる道(?)があるようですが、まだ未体験・・・）

左：「松の回廊」（笑）、ここまでが第二セクション。ここを通り過ぎると、いよいよ上り坂が始まります。また、倒木があ
ったりすることもあり、足元の状態はあまりよくありません。

　　

（多分）最後の飛沫を浴びるであろう地点。

さらにスイッチバックは続きます。だんだんと勾配が厳しくなっていきますが、それにつれて、トレイルは花崗岩の割
合が多くなってきます。

　　

何個目のスイッチバックかはわかりませんが・・・・誰か数を数えた方、いませんか？

前方に再び滝の姿が見えてくるところで、第三セクションの終了〜。ここからは、足元は完全に切り出した花崗岩に
よるトレイルとなる。

　　

もう少し登ると記念撮影に絶好のポイントがあります。

　　

この先、第四セクションの勾配はほんとにきつくなります。初めて登ったときは５分おきに小休止したくらい、でしたけ
ど、今回は気分的にはかなり楽勝。というのも、前日アッパーヨセミテ滝トレイルを登ったから。

とにかく歩を進めるしかない。急勾配のスイッチバックを一歩ずつ確実に登っていきます。

　　

少し樹木が増えてきたなぁ、と感じたらゴールまであと少し。

ゴール直前、最後のスイッチバック、です。

時期にもよるんでしょうけど、雪解けの頃にはこのあたりは水であふれていました。上部に積もった雪が解けてトレイ
ル上に流れ出て来ていたようですが、それは半端じゃない量でした。

ようやく前方にゴールが見えてきました。

右にいけばネバダ滝方面へ、左へ行くとリトルヨセミテバレー方面へのトレイルが続いています。

ネバダ滝頂上を目指す方、またHD登頂を目指す方、それぞれ体力や楽しみ方などあると思いますが、距離は短いけ
れど急峻なミストトレイルと、やや長いけれど緩やかなジョンミュアトレイルとをうまく使い分けるといいと思います。勾
配が急なミストトレイルは、疲れた足にとっては下りはかなりきつかったなぁ。

途中でも書きましたが、アッパーヨセミテ滝のトレイルを登った方ならば、こちらはずっと易しく感じると思います。この
ミストトレイルもそうですが、滝の脇になぜこうもおあつらえ向きにトレイルが刻めるような斜面があるんだぁ？って思
いたくなるほど、不思議な地形ですね。こっちのミストトレイルは上り坂に差し掛かってから３０分ほどで登りきったの
ですが、アッパーヨセミテ滝の方は一時間半くらいかかったと思います。