9/19（月）

今朝はゆっくりと朝寝坊を．．と思っていたが、カーテンから差し込む陽の光のおかげで、自然とベッドから起き上がっ
てしまう。時計を見るとまだ７時だ。朝の散歩がてらカメラを片手にそのあたりを歩いてみようと思い立ち、キャビンか
ら外に出てみた。夕べチェックインしたのがすっかり陽が落ちて真っ暗だったので気がつかなかったが、ここ、崖の真
下なんですね・・・。キャビンのすぐ裏手には、ロックスライドしたとおぼしき、うちのリビングには収まりそうもない巨大
な岩がごろごろとしている。こんな岩に直撃されたらキャビンなんぞ木工細工の模型よろしく粉々になっちまうな、な
どと考えつつ、あたりをぶらつく。

　　

左：バスつきキャビン、１棟に二部屋ある。手前の白いのは巨大な岩。

８時過ぎに章子も起きて、カフェテリアへ朝食に行く。話にはきいていたが、結構混んでいる。メニューを見ればそれ
も納得、なかなかのもんんでした。

この日は、午前中はバレー内をざっと見て廻る。ビジターセンターでお決まりのようにスタンプを押したり、ジグソーパ
ズルを買ってみたり、合間にハウスキーピングのランドリーで洗濯をしたり、乾燥機で乾かしている間に、バレービュ
ーに行ってみたり、と、予定に縛られない行動で、妙な開放感を感じていた。

６回目の訪問にして初めて車を停めたバレービューから。青い空が一杯に広がっており、写真のような

眺めをしばし満喫。

買い込んでおいたお菓子やらで適当にお腹をごまかして、洗濯物を回収して、カリービレッジ内のショップを見て廻っ
て、本日のメインイベントであるサイクリングへ。カリ-ビレッジ内のレンタサイクルの事務所にいったのがすでに３時を
廻っており、受付のおにーさんがちょっとおまけしてくれて、二時間の料金で営業終了の５時半まで借りることが出来
た。ハッピーアイルのバス停ー＞ミラーレイク方面->ヨセミテ滝->センチネル橋を経由して戻ってくる、というバレーフ
ロアぐるりと一周のコース。この自転車、ブレーキがついていない。じゃどうやってブレーキ掛けるか、というと、三輪
車と同じ仕組みなんだね。ペダルを漕ぐのを止めると自動的にブレーキになる。慣れないうちは止まろうとする度にコ
ケそうになったが、１０分も乗っていればそれもすぐに慣れて来た。ミラーレイク方面へは自転車のままでは入れない
ようで、手前の駐輪場に置いていかないとダメなようだ。あいにくチェーンロックの類は全く持ってきていないため、そ
こから先へは断念。ま、どうせ水は枯れて「ドライレイク」になっているだろうから。

この後、ビジターセンター方面に向かい、バレー内をぐるっと回ってほぼ時間いっぱいまでサイクリングを楽しむ。雄大
な景色の中に身を置いて、気の向くままにペダルを漕いで、良さそうな景色の所で止まって写真をとったりぼんやりと
景色を眺めたり、と、これまでの旅行にはない時間の過ごし方をしているなぁ、と妙に強く感じたものだ。こんな過ごし
方もいいもんだ。

左：ミラーレイク手前からみあげたハーフドーム。昨日はあのてっぺんに立っていたんだよね。

中：ロイヤルアーチ前で。後ろの岩や空の明るさに負けて、人物が真っ暗だったりして、設定を変えて何度

　　撮りなおしたことか・・・・・（苦笑）

右：アワニーメドウから見える岩群。三角形がいくつも重なっているように見えるので「おにぎり岩」と呼んでいた。

　　ちゃんとした名前があるとは思うんだが。

ほぼ時間きっかりに自転車を返して、マウンテンショップへ向かう。目指すは「ドーム登頂記念Tシャツ」（笑うな・・・）

ないない、と騒いでいたが、なんのことはない、入り口のすぐ左手にありました。残念ながらサイズがLしか置いてな
かったが、ま、寝巻き代わりにはなるな、と章子も納得して購入。

この日の晩飯もビレッジのカフェ。ちょっと残念だったのが野菜があまりなかったこと、かな。夕べの疲れもあったの
か、早々と眠気に襲われたが、明日はチェックアウトしなければならない。ちらかった荷物をちょっとずつ整理して、１
１時過ぎには就寝。

ところで、今日は思ったほどの筋肉痛がやってこなかった。もちろん無傷〜、とはいかないが、ちょっと歩き方が変に
なる程度。かかととつま先を同時に着いたり離したりするような歩き方、っていったら通じるかな？明日どーなるか、フ
っと不安がよぎったのであった。