今年の旅のメインは、「水のあるヨセミテ」ということで、時期は７月の独立記念日よりも前、で、なおかつオプションを
考えてグレーシャーポイントロード、はてはタイオガロードもオープンしているであろう６月中〜下旬に早々と決定して
いた。米国入国後に直ちにヨセミテに向かうことは決まっていたので、できれば園内に宿を確保したいと思っていた。
２月に出張先にてほぼ毎朝のように宿の空き状況をチェックしていたところ、好運にもヨセミテロッジが週末の土日続
けて確保できた。ヨセミテの滞在はもう一日あるのだが、まぁ最悪園外でもいいか、という気持ちでいたら、４月になっ
てぽっかりと月曜日の宿の空きがでたため、急遽確保。残念ながら部屋のタイプが違うために、同じヨセミテロッジ泊
でも部屋を替わらなければならなかったが、まぁそれもヨシ。既にBryceも宿を押さえていたため、この時点で準備は
ほとんど終ったような気分になってしまっていた（と、トンデモナイ・・まだ飛行機のチケットすらも取っていないのに）。

今回利用したエアラインはANA。以前はANA,JALといった日本の航空会社のチケットは高くて手が出ない状態だった
けど、一ヶ月以上前に予約をすればほとんど変らない値段で手に入れることができる。もっともゲートがSFOなのでア
ジア系航空会社は就航していない、というのが実情なんだけど、それでもHIS等の格安店で手に入れるとほんと変ら
ない値段になっている。おまけに米国内の移動でもUAであればANAのWEBサイトから全部まとめて予約できてしま
う。今回の僕らのように、国内移動日と国際線利用日が異なっていてもなんら問題はない。このようにWEBサイト上で
全て予約ができてしまう（もちろん座席も選べる、これもメリット大）便利さもさることながら、E-チケット発行による空
港での手続きの省略がだいぶ可能になったことが一番あり難がたかった。

航空券の手配はGW明けに済ませた。残るは一部の宿のみ、LAS移動三日目の晩の宿とSanFransiscoでの宿であ
る。前者は、三日目の行動をどうするか？が最後までアタマを悩ませた。Bryceを早々に出発してZionに向かってナ
ローズを攻めるか、それともUS12号を東進してグランドステアケース周辺のドライブを楽しむか・・・・結局決めたのは
出発の一週間前、アンテロープキャニオンにいくことになったのである。これといった決め手はなかったのだが、いろ
んなところで訪れた人達が「行ってよかった」という感想を残しているのに惹かれた、というところかなぁ。去年はペイ
ジ周辺は全く素通りしただけで終ってしまったし、ナバホ族による現地ツアー、という形態にもちょっと惹かれたことも
ある。ルート的にはBryceから向かい、また引き返してきてZionへといくため、同じ道を往復するだけ、というのが最後
まで引っかかっていたのだが。

そしてとうとうあさって出発、っていう夜になって、帰国前夜のSanFransiscoの宿をまだ確保していないことに気がつ
いた。まぁ、いざとなれば空港周辺のモーテルなど、いくらでもあるんだが、炊飯器を始めとする細々とした荷物を抱
えてウロウロするのだけは避けたいので、これもWEBからダウンタウンのホテルを予約。かくしてようやく宿泊先を含
めた全工程が確定〜。

成田での駐車場、航空券、宿、レンタカー、アンテロープツアー、と必要なものは全てWebから予約したことになる。こ
れは今回初めて。旅行会社も受難な時代だなぁ、などと思ったりする。ただ、旅行会社のWEB利用で一番メリットが
あったのが、去年のことだが、宿の予約。たとえばグランドキャニオンのサイトではすでに満室であっても、旅行会社
のホテル予約で申し込んだらOKだった、ということがあった。やっぱりこういうときにはある程度確保している旅行会
社は頼りになりますね。